
こんばんは!2年Spicaの車田咲耶です。
6月26日(金)、企画の哲学2にて合同会社GLAMPiC代表 長濱温子さまをお招きし、
「ソーシャルデザイン(※1)における、持続可能な経営・運営について」、お話をいただきました。
GLAMPiCは、「わくわくを創造し世界を楽しむ」というビジョンのもと、
お客様へ非日常を楽しんでいただく空間を提供しています。
こちらの会社では、グランピング(※2)・ゲストハウス・カフェバーを三本柱としており、
自然と距離が近い山形の魅力を楽しむ空間を作りたいとの思いから設立されました。
代表の長濱さまは東京からIターンで山形へ移住し、自らオーナーとして起業をされました。
今回は、コロナ渦や人手不足が問題視される中、「どうやって山形で20万円以上を稼ぎ続けるか?」というテーマで、
持続可能なビジネスについてディスカッションを行いました。
あるチームの学生は、山形の空き家問題をもとに、
「仙台から大学へ通う学生のために、空き家を利用した宿泊施設を貸し出す」といったアイデアを発表。
また、別のチーム内では、農家の後継者不足に注目し、
「農家と、農業に興味のある人をマッチングする仕組みをつくる」といった案も。
15分という短い時間内でのディスカッションでしたが、学生から様々な視点をもとに考え抜かれたアイデアが多く発表されました。
最後に、長濱さまからディスカッションテーマについて解説をいただきました。
「今回のテーマに関して、答えを出すことが目的ではありません。
みなさんに今後も意識していただきたいのは、『自分の頭で考えるきっかけや考える能力をもつ』ことです。」と。
言われたことのみをこなすのではなく、
「なぜ?」「どうして?」と、自発的に身の回りのことから課題を発見・解決することが重要であるとお話されました。
これまでの自身の行動を振り返ると、日常的に考える機会を設ける必要があると感じました。
講義でいただいたお話を参考に、今日から積極的に思考量を増やしていきたいと思います。
以上、2年Spicaの車田でした!
※1 ソーシャルデザイン
社会貢献を前提としたモノ・コトのデザイン。
単に消費を煽るのでなく、社会貢献を前提とし、恒久的なベネフィットを共有できるデザインを示します。
※2 グランピング
「glamorous(魅力的な)」と「camp(キャンプ)」を組み合わせた造語。
自然の中、贅沢で快適な宿泊施設を用意し野営することを意味します。